![転載サイトと参照サイトの違いを解説するサムネイル](http://ku-atria.com/wp-content/uploads/2023/08/PRTIMEStensai-1024x768.jpg)
PRTIMESにはアクセス解析を行う「分析データ」機能があります。配信したプレスリリースがどれだけアクセスされたか簡単にチェックできる便利なツールなのですが、その中に「転載サイト」「参照サイト」という紛らわしい2つの指標があります。今回は、それらの違いを簡単に解説します。
「転載サイト」「参照サイト」の違い
ずばり、PRTIMES上の転載サイトはプレスリリースの原文転載数を、参照サイトは流入経路を示す指標です。それぞれ、もう少し詳しく解説していきます。
転載サイト数とは
「分析データ」タブの「レポート」ページから確認できる転載サイト数は、PRTIMESが提携しているオンラインメディアへプレスリリースが原文転載された数を示しています。
PRTIMESにはプレスリリースの配信先メディアを最大300件まで選べる「メディアリスト」機能があります。
しかしその機能とは別に、プレスリリースのカテゴリーに合わせてメディアにプレスリリースの全文を転載する機能があります。
転載先のメディアは自動的に選定されますが、法人が投稿したプレスリリースは20媒体以上に、個人事業主が出したプレスリリースは15媒体以上に転載されることが確約されています。
どうやら、PRTIMES側で転載先のメディアセットのようなものがあり、特定の条件でどのメディアセットを用いるか決定しているようです。
プレスリリース配信側では転載先のメディアを選ぶことはできないので、あくまで参考程度の指標になりそうです。
ちなみに、「提携オンラインメディア」ページで各プレスリリースの右側にある三本線のマークをクリックすると、全文転載されたメディア名が分かります。
参照サイト数とは
参照サイトは、プレスリリースページに流入する直前の経由場所の種類を示す指標です。
たとえば、プレスリリースのURLを貼ったTwitter(X)の投稿を誰かがクリックし、プレスリリースページにアクセスした場合、Twitter(X)が参照サイトになります。
「レポート」画面で見ることができるのは参照サイトの種類数ですが、その数をクリックすると、各参照サイトからの流入数をチェックすることができます。
Googleからの自然流入があったかどうかも数字とともに見ることができます。(「google.com/」が参照サイトとして表示されます。)
ただ、ユーザーのセキュリティ設定や流入経路によってアクセス情報を取得できないケースもあるようなので、数字よりもどのサイトからのアクセスがあったかを把握する使い方が良さそうです。
転載サイト・参照サイトを確認する方法
上記の指標をPRTIMES上で確認するための手順を説明していきます。
PRTIMESにログイン
![PRTIMESのログイン画面](http://ku-atria.com/wp-content/uploads/2023/08/ss-2023-09-14-21.15.58-1024x502.png)
まずはPRTIMESの管理画面に「企業・事業主ユーザー」としてログインしてください。
配信・受信でアカウントが分かれているので注意が必要です。
「レポート」ページに移動
![PRTIMES効果測定グラフ](http://ku-atria.com/wp-content/uploads/2023/08/ss-2023-09-14-21.20.39-1024x482.png)
管理画面に入れたら、「分析データ」タブから「レポート」を選択してください。
青枠の数字が転載サイト、赤枠の部分が参照サイトです。
参照サイトのアクセス情報をチェックするなら、赤枠の数字部分をクリックしてください。
サイトのURLと訪問者数が見られます。
転載先のサイト名を見るなら「提携オンラインメディア」ページへ
全文転載されたメディアを確認する場合は、「分析データ」タブから「提携オンラインメディア」を選択してください。
![](http://ku-atria.com/wp-content/uploads/2023/08/ss-2023-09-14-22.51.48-1024x498.png)
その後、青枠の三本線マークをクリック。
プレスリリース転載済みのメディア名と運営会社、URLが一覧表示されます。
![掲載先メディア](http://ku-atria.com/wp-content/uploads/2023/08/ss-2023-09-14-22.54.38-1024x469.png)
メディア転載はプレスリリース配信後順次行われるため、プレスリリースを投稿した直後は一覧にメディア名が表示されていないことがあります。
ある程度期間をあけてから確認するようにしましょう。
プレスリリース配信後は効果チェックも忘れずに
プレスリリースを配信するとそれだけで満足してしまいがちですが、次回以降のプレスリリース配信をより効果的なものにするためには、配信効果を測定するのは必要不可欠だといえます。
アトリアでは、PRTIMESでのプレスリリース配信をサポートする「フルサポートプラン」をご用意しております。
データ分析をしつつ企画提案から担当させていただきますので、ぜひお気軽にお声掛けくださいませ。